
1990年12月20日、セガから「アローフラッシュ」がリリースされました。
ウィップラッシュに続き、セガが放つメガドライブオリジナルシューティングの第2弾になります。
自機を形体変化させながら進めていくところは、SEGA SG-1000 の「オーガス」を思い出しますね。
残念ながらアローフラッシュの評判は良くなく、BEEPメガドライブの読者レースでも常に下位にランキングされていました。
個人的にはそこまで酷評しなくても良いのでは?と思っています。
新品980円で購入!やっぱり評価は低いのか?
当時、熊本のゲームショップといえば「ブルート」と「トム」の2つが有名どころでした。学校帰りによく立ち寄っていましたね。
特に浄行寺にはブルートとトムが近くで営業していたので、行き来して1円でも安い中古ソフトを購入していました。なつかしい!
私がアローフラッシュを購入したのは、たしかトムの新市街店だったと思います。記憶違いかもしれません。なにせ25年以上も前のことなので、ちょっと自信がないです(汗)。
その時はゲームを購入するつもりはなくフラッとお店に入ったのですが、モニターにアローフラッシュのデモ画面が表示されていました。オープニングが良くできている印象を受けましたね。値段を見てみると、まさかの新品980円でした。
その時はアローフラッシュに関する知識が全くない状態だったのですが、安いから良いか、という単純な理由で購入しました。
ゲームショップでメガドラソフトのデモ画面を流していること自体が珍しかったので、ちょっとだけ期待しての購入だったんです。実際にプレイしてみると可でもなく不可でもない、普通のシューティングゲームでした(汗)。
必殺技のアローフラッシュなどアイデアは面白いと思いますが、いかんせん古臭いゲーム性なんですよね。一度やられるとパワーダウンしてしまい復活が難しくなってしまうところは、その典型だと思います。
しかもステージが長くて間延びしてしまうので集中力が続かないです。あたり判定が微妙なところも辛いですね。
難易度はメガドラシューティングゲームの中では低い方なので、普通に遊べる内容だと思います。アローフラッシュを長時間使える裏技もあるので、シューティングが苦手な人でも楽しむことができますよ。
アローフラッシュ 動画紹介
ここではアローフラッシュの動画をご紹介します。
メガドライブ版 アローフラッシュ
自機がドラグナーに似ていると思うのは私だけでしょうか?(苦笑)。
多重スクロールやラスタースクロールなど頑張ってはいますが、ゲーム性が古く特徴もあまりないので、イマイチな感じは拭いきれませんね。
スクロール時のチラつきや処理落ちがほとんどないので快適なのですが、ゲームバランスがイマイチなのも否めません。どんな状況でもアローフラッシュを連発すれば進めてしまうんですよね。
バランスさえ整えれば、もうちょっとで佳作級の惜しい作品だと思います。
SG-1000版 オーガス
セガオールドファンの方で、セガの変形シューティングゲームといえばオーガスを思い出す方も少なくないと思います。
ロボットと飛行機の2形態に変身できますが、基本的に飛行機で進めないとタイムアウトになるので飛行機一択です。地上の敵はロボットにならないと倒せないので、点数を稼ぎたいときは頻繁に変形を繰り返すことになります。
正直な話、アローフラッシュよりオーガスの方がおもしろいと思うのは私だけではないと思います。