
1990年5月26日、セガから「ウィップラッシュ 惑星ボルテガスの謎」がリリースされました。
当時のメガドラソフトはアーケードの移植や続編などが多くて、オリジナル作品がほとんどない状態だったんです。
ウィップラッシュはセガのオリジナルシューティングゲームだということで、かなり期待した記憶があります。
しかし、期待したわりには大して評価されず、すぐに値崩れしてしまいました。
私は中古680円で購入しましたが、オーソドックスな横シューティングゲームで佳作級のデキだと思います。クソゲーではなく結構おもしろいと思うのですが、世間の評価は厳しいものでした。
目次
26年後の新事実!ウィップラッシュはビック東海のメガドライブ第1弾のシューティングゲームでした。
ウィップラッシュはBeepメガドライブの読者レースで低評価でした。当時は納得できなかったんですよね。
セガの純正ゲームだという特別な思いを差し引いても、そこそこおもしろいシューティングだと思っていましたから。
いろんな人の感想が知りたくて、ネットで調べてみました。今はネットで情報を手軽に調べることができるので便利な時代になりましたよね。私が子供の頃なんて、テレビか紙媒体でしか調べものができませんでしたから。
調べた結果、クソゲーという意見よりもおもしろいという意見の方が多かったんです!この結果にはちょっと嬉しかったですね。思わず笑顔になってしまいましたよ(笑)。
調べている途中で気づいたことがあるのですが、それはウィップラッシュはセガ純正のゲームではなかったということです。
発売後、26年に渡ってウィップラッシュはセガ純正のゲームだと思っていたのに、実は違っていたわけです。この事実にはさすがに驚きました(汗)。
ちなみに、開発を担当したのは「ビック東海」でした。バカゲーシューティング「バトルマニア」を作った会社なので、妙に納得してしまいましたね。
ウィップラッシュ 動画紹介
ここではウィップラッシュの動画をご紹介します。ビック東海が作成したカケフくんのジャンプ天国も一緒にご覧ください。
ウィップラッシュ
グラディウスやアールタイプなどに似ている点が評価の低い理由なのかもしれませんが、オープニングのアニメーションはしっかり作られているし、多重スクロールなどグラフィックも悪くありません。
ゲーム性も良くやりごたえもあると思うのですが、評判はイマイチです。オーソドックスで難易度控えめなシューティングゲームはメガドライブではめずらしい方なので、個人的には好きなんですけどね。
ウィップラッシュの攻略のコツは、とにかく敵にやられないことです。パワーアップした状態をひたすら保つことが唯一無二の攻略法です。一度やられると初期常態に戻ってしまうので、一気に難しくなってしまいます。
スピードは8段階の調整ができますが、私はスピード4で固定していました。8段階調整の意味をあまり感じたことがありませんでしたね。
カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄
ビック東海の作品で有名なのは「カケフくんのジャンプ天国」だと思います。
「所さんのただものではない」というバラエティー番組に出演していた子役の「カケフくん」が主人公の横スクロールアクションゲームです。
キャラゲーなのに難易度がとてつもなく高いです。私は友人宅でプレイした経験がありますが、数回プレイしただけで諦めてしまいました。
当時としてはめずらしいマルチエンディング機能を搭載していたらしいのですが、これだけの高難易度アクションのすべてのエンディングを見た人は、果たして何人いるのでしょうか?