
1992年8月28日、ウルフチームから「サンダーストームFX」がリリースされました。アーケード版からの移植です。
一般的な評価はあまり良くありませんでした。Beepメガドライブの読者レースでも、それほど評価は高くなかったんです。
単純過ぎるゲーム性が評価の低い原因だと思いますが、個人的には好きな作品でした。
LDゲームというジャンルに触れることができたのも、この作品が初めてだったので、未だに強く印象が残っています。
そもそもLDゲームって何?
LDゲームとはレーザーディスクゲームの略称です。その歴史は古く1983年にアーケードに登場しました。
海外では大ヒットしたそうですが、本体が壊れやすいという元も子もない理由で、一気に衰退し撤去されてしまいました。私もゲーセンで一度も見たことがありませんでしたね。
LDゲームとは別で、日本でもレーザーアクティブというものが存在していました。パイオニアからMEAG-LDがリリースされていたんです。
私が最初に知ったのはメガドライブFANというメガドラ専門雑誌を見たときでした。欲しかったのですが高価過ぎたので購入するのを泣く泣く諦めました。
結局、MEAG-LDの専用ソフトは24本しか発売されず、本体自体が高額だったためか42万台しか売れなかったそうです。購入しなくて良かったです。
MEGA-LDが発売された翌年にはセガサターンやプレステが出ることになるので、売れなくて当然ですね。まぁ、テラドライブよりはマシだと思います。
メディアがレーザーディスクからCDに移行するのは時代の流れです。しょうがないことですね。
アニメと見間違えるほどのグラフィック!
サンダーストームFXのグラフィックは、とにかく綺麗で驚きました。
その代わりと言ってはなんですが、ゲーム性は単調そのものでした。画面に矢印が出たら、その通りに十字キーを押すというシンプルすぎる内容になっています。
あまりにも単純なゲーム性なので、すぐ飽きてしまう人も多いと思いますが、私は飽きずに何度もプレイしました。
綺麗なグラフィックを見たいが為にプレイしていましたからね。私にとってゲーム性はどうでも良かったんです!
サンダーストームFX 動画紹介
ここではサンダーストームFXの動画をご紹介します。
メガCD版 サンダーストームFX
https://youtu.be/emEp4Bqmi5g
今見るとグラフィックは粗く、動画部分の枠が小さいですね。それでも当時は満足してプレイしていました。コマンド入力をすべて暗記するまでやり込みました。
よく考えてみると、色数が64色しかないメガCDで、これだけ再現できたのは素晴らしいことだと思います。
アーケード版 サンダーストーム
https://youtu.be/iQbco6939MU
この動画でアーケード版を初めて見ましたが、すごいグラフィックですね。一度プレイしてみたかったです。メガCD版は良くできていますが、そのメガCD版がかすんで見えるぐらいのクオリティーです。