
1991年10月11日、セガからソードオブソダンが発売されました。
メガドライブのソフトの中で一番おもしろくないゲームとして有名です。
Beepメガドライブの読者レースでも常に最下位でしたから、その存在感はハンパなものではありませんでした。
すべてがダメ!こんなゲームがあってもいいのか?
ゲーム始めるとBGMが流れません。バグなのか故障なのかと思ってしまいましたが、これは仕様なんですよね(汗)。
ちなみにBGMが流れるのはオープニングとエンディングだけです。
主人公は男女から選ぶことができますが、どちらを選んでも動きが遅すぎてモッサリした操作感覚に悩むことになります。
反対方向を向くためには、ボタンを押しながら十字キーの反対方向を押さないといけません。しかも、振り向くときには時間がかかるのでストレスを感じます。
敵はかなり守備力が高く数が多く出てくるので、囲まれて一瞬のうちにミスしてしまいます。当たり判定がかなり曖昧なので、武器を振り回しても、なかなか敵を倒すことができないんですよね。
ソードオブソダンを攻略する上で、重要なポーションの配合なのですが、組み合わせ次第でとんでもないことになります。
攻撃力が上がったり、体力が回復したり、無敵になったりするのは良いのですが、自分にダメージを食らったり、突然1機ミスになったりと、恐ろしいことになります。
ポーションを飲んでいる最中はノーガードになってしまうのが辛すぎます。体力を回復しようと青色のポーションを飲んでいるときに、敵の集中攻撃を食らうことはよくある出来事なんですよね。
個人的に一番受け付けなかったのが、グロすぎるグラフィックです。気持ち悪くて継続してプレイすることができませんでした。
私はソードオブソダンの良い部分をひとつも見つけることができませんでした。誰かソードオブソダンのおもしろい部分を教えてください!
ソードオブソダン 動画紹介
この動画を見て衝撃を受けました。普通にプレイしているように見えますが、こんなに簡単に操作するのは至難の業なんですよね。プレイヤーは相当やり込んでいると思います。
私の中でソードオブソダンと言えば、真っ先に思い出すのが竹崎さんのことなんです。
メガドラソフトを全部所有しているトムスの竹崎忠さんは、ソードオブソダンの評価を10段階中7だとブログかなにかで書いていたのを読んだ記憶があります(記憶違いならすみません)。
こんなクソゲーになんで7点なんだ?と思いましたが、それはセガへの愛情なんでしょうね。
竹崎さんはセガのことが本当に好きで、セガに入社してパブリシティチームをゼロから立ち上げた人て、セガを支え続けたすごい人なんです。私の尊敬する人物でもあります。
でも、そんな竹崎さんもセガを退社されてしまいました。竹崎さんをはじめとして、セガを支えてきた有名クリエイターの多くはセガを離れてしまいました。
現在のセガの転落ぶりは、なるべくしてなったように思います。
ソードオブソダンは確かに超クソゲーですが、この頃のセガはもっとも輝いていたように思います。もう一度、あの頃のセガに戻って欲しいです。