
1990年10月27日、セガから「ダイナマイトデューク」がリリースされました。
アーケード版もセガが開発していると思っていましたが、実は違います。販売元はテクモで、開発は「セイブ開発」だったんです。25年以上、勘違いしていました(滝汗)。
セイブ開発といえば、超硬派シューティングゲーム「雷電」を世に送り出したメーカーなので、ダイナマイトデュークを作ったメーカーと知って妙に納得しました。
ゲームセンターで初めてデモ画面を見たとき、インパクトが強すぎて衝撃を受けた記憶があります。背中が透けて背景が見えるところが何とも言えないぐらいカッコ良かったんです。
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メガドライブ版は残念ながら劣化移植でした。でもおもしろい!
メガドライブに移植されると知って期待していたのですが、メガドライブ版の画面を見るとガッカリするほど劣化していました。ハードの性能差を考えるとしょうがないことですけどね。
特にキャラクターの大きさが、ふた周りほど小さくなっているので、迫力が無くなってしまいました。個人的には中古480円で購入したので納得していますが、定価で購入していたのならショックだったと思います。
見た目は残念な感じになってしまいましたが、ゲーム性は忠実に移植されています。独特な操作性なので慣れるまでは結構苦労しますが、慣れると操作性が癖になるぐらい楽しくなるんですよね。
独特な操作性と言えばセガマーク3版「SDI」を思い出しますが、操作性にクセのあるゲームは、やり込めばハマってしまうことが往々にしてあるんですよね。ダイナマイトデュークも操作性がやみつきになるゲームです。
メガドライブ版で猛特訓して操作性にも慣れ、アーケード版で腕試しだ!とゲーセンに足を運んでみると、既にダイナマイトデュークは撤去されていました(涙)。知名度の低いゲームには良くある出来事ですが、ショックでしたね。
ダイナマイトデュークは素晴らしい作品なのですが、知名度が低すぎるのが惜しいです。セガのアーケードで言えば「アラビアンファイト」のような感じでしょうか・・・。
名作なのに知られていない、貴重な作品です。
ダイナマイトデューク 動画紹介
ここではダイナマイトデュークの動画をご紹介します。残念ながら、家庭用ゲーム機への完全移植はありません。レトロゲーセンでも設置しているところは皆無に等しいので、なんとか完全移植を実現して欲しいですね。
メガドライブ版 ダイナマイトデューク
アーケード版に比べるとグラフィックが劣化してステージ数も少なくなるなどイマイチな内容ですが、ゲーム性はうまく移植できていると思います。個人的には好きなのですが、あまり知られていないのが悔しいですね。
独特な操作性が楽しいので一度はプレイする価値はあると思います。
アーケード版 ダイナマイトデューク
やはり本家は迫力が違いますね!ゲームセンターでも目立っている存在でしたが、すぐに撤去されたり、そもそも導入していないゲーセンも多かったんです。
私はメガドライブ版で練習してゲーセンで腕を試す予定だったのですが、いつの間にやら撤去されていたんですよね。甘酸っぱい思い出です。
X68000版 ダイナマイトデューク
さすがのX68000版です。見た目の移植度の高さは他ハードに比べると群を抜いていますね。実際にプレイしていないので、操作性の完成度が気になるところです。
セガマーク3版 ダイナマイトデューク
日本未販売のセガマーク3版です。典型的な無茶移植ですが、雰囲気はよく出来ていると思います。一度プレイしてみたいのですが、日本では発売していないので残念ですね。
日本未販売のセガマーク3ソフトって結構あるんです。しかもアーケードからの移植作品が多いので、気になってしょうがないです。
アーケード版 アラビアンファイト
ダイナマイトデュークとは全く関係ありませんが、知名度の低い名作つながりということでご紹介します。
アラビアンファイトは名作だと思うのですが、知名度が低い上に家庭用ゲーム機に移植されていないので、ダイナマイトデューク以上に知られていません。
アーケード雑誌「ゲーメスト」のアンケートでは1位のスト2ダッシュに続き2位になるほどの人気だったのに残念ですね。知名度さえあれば・・・。
私も、この動画を見てプレイしてみたいなと思いましたが、今更稼動しているゲーセンを探すこと自体が困難ですよね。当時ゲーセンで見かけていたら絶対プレイしていたと思います。