
1997年1月24日、セガから「ダイナマイト刑事」がリリースされました。
アーケード版からの移植で、セガサターンと互換性のある「ST-V」基板を使っていたので、ほぼ完全移植になっています。
実は、ベルトスクロールアクションとして、業界で初めてフルポリゴンを採用した、歴史的な作品なんです。
愛されるバカゲーとして、未だに語り継がれる佳作的作品だと思います。
硬派だけどお馬鹿なアクションゲーム
ダイナマイト刑事の難易度は高く、やり応えのあるアクションゲームになっています。
ゲームシステムは硬派なのに、出てくる敵キャラがお馬鹿すぎるので、そのギャップがおもしろいんです。
テロリストを相手に戦っていくのですが、敵がアフロヘアーだったり、パンツ一枚で登場したりと、どう考えてもテロリストに見えません(汗)。
ゲームの目的は、大統領の娘を救出することなのですが、その娘が怖いぐらいブサイクだったりと、あまりにもふざけ過ぎた内容なんです。
でも、操作性が良くて、ベルトスクロールアクションならではの爽快感があるので、楽しく遊ぶことができました。
セガらしい個性的なゲームです。私は大好きですね。
最近のセガはバカゲーを作れないぐらい衰退してしまいましたね。
もう一度、セガにはダイナマイト刑事のようなバカゲーを作って欲しいのですが、無理なのでしょうか?
ダイナマイト刑事 動画紹介
ここではダイナマイト刑事の動画をご紹介します。
ソフトのパッケージに描かれているキャラクターが「ダイ・ハード」に出てくる俳優さんソックリなところがツボだったんですよね。
二人同時プレイで友人とワイワイたのしく遊びたかったのですが、当時はゲーム好きな友人がいなかったので、一人で黙々と遊んでいました(悲)。
見た目のバカっぽさとは裏腹に、難易度はかなり高いです。
しかし、理不尽な難易度ではなく、しっかり攻略することで確実に先に進めるので、ついついやり込んでしまいます。
「CAUTION」システムもダイナマイト刑事の魅力です。移動中のデモシーンも油断してはいけないんです。集中力と緊張感が心地よいですね。
ジャンルは違いますが、メガドラ版レンタヒーロー以上のバカっぽさだと思います。だがそれが良い!世間的には佳作級の評価だと思いますが、個人的にはセガサターンの名作だと思っています。
「ディープスキャン」が収録されている点も良かったですね。