テキサスヒット(TexasHit)とは、ヒットの種類のひとつで、テキサスリーガーズヒットの略称です。
アメリカの独立リーグに存在した、マイナーのテキサスリーグに所属していた選手が、内野手と外野手の間に落ちるヒットをよく打っていたために名づけられました。
日本では、技術的に未熟な打者が、ラッキーな形で内外野の間にポテンと落ちるヒットのことを、ポテンヒットと呼んでいます。
日本プロ野球では、テキサスヒットよりポテンヒットという言葉のほうが多用されているため、最近ではあまり聞かれません。
ピッチャーからすれば、テキサスヒットは打ち取ったあたりがヒットになるため、精神的ダメージが大きいヒットといえます。
読売ジャイアンツの篠塚和典さんは、巧みなバットコントロールで、わざと打球を詰まらせてテキサスヒットを狙っていたそうです。