
1995年10月27日、セガから「ハングオンGP'95」がリリースされました。
ハングオンと言えば、セガ体感ゲームの栄えある第1弾として知られています。
私は幼いときに、ゲームセンターでライドオンタイプのハングオンをプレイしたかったのですが、足が届かなかったので断念した辛い思い出があるんです(汗)。
その続編がセガサターンで登場しましたが、続編作りが苦手なセガらしいクオリティーになってしまいました。
名作ハングオンの冠を付けなくてもよかったのでは?
当時はなんでもポリゴン化するのが流行りだったので、ハングオンも例外なくポリゴンで表現されることになりました。
ゲーム雑誌で見たときには、グラフィックがかなり安っぽく感じてしまったんですよね。
あくまでも開発中の画面で、完成版はもっと良くなるものだと思っていましたが、結局そのままで改善されることはありませんでした。
操作性は非常に難しく、コーナリングをまともに曲がるのも一苦労で、曲がりきれずに壁に激突することはしょっちゅうです。
一番気になるのはバイクの軽すぎるエンジン音ですね。かなりチープに聴こえます。もっと低音のエンジン音が聞きたかったです。
もともとセガサターンは2D最強ハードなので、ポリゴンより昔ながらのスプライトで表現して、ハングオンの純粋な続編を作った方が良かったと思います。
ハングオンGP'95 動画紹介
ここではハングオンGP'95の動画をご紹介します。
実際にプレイしてみると実感できますが、車体の動きやライダーの動きが現実にはありえない挙動になってしまっているので、かなりの違和感を感じます。
あくまでもゲームだと割り切っていても、この挙動はひどすぎると思います。良い部分はスピード感ぐらいでしょうか?
2D最強ハードであるセガサターンでスプライト表現していたら、元祖ハングオン以上の名作になっていたかもしれません。しかし、時代の流れには逆らえなかったんですよね。ある意味悲運のソフトと言えそうです。