
1994年3月18日、セガから「バーチャレーシング」がリリースされました。
誰が見ても無茶移植なのですが、操作感覚に関してはうまく再現されていると思います。
グラフィックも特殊なチップを積むことでポリゴンを表現できていますし、メガドライブの性能を考えると神移植だと言えるでしょう。
まぎれもなくメガドライブの名作ポリゴンレーシングゲームです。
目次
アーケード版バーチャレーシングに感動
子供の頃、毎年正月になると親戚の家に行ってお年玉をもらい、そのままゲーセンに連れて行ってもらうという、今思えば贅沢な遊びをやっていました。
そのゲーセンでバーチャレーシングのデラックス筐体を発見しプレイしたのですが、これが感動したんですよね。
1回100円だったので試しにプレイすると、そのリアルさに驚きました。
グラフィックもさることながら、コーナリングの時に座席の横にあるエアバッグが作動して圧力がかかるんです。まるで本当に横Gがかかっているかのような感覚を味わえるんですよね。
結局、今までにバーチャレーシングのデラックス筐体をプレイしたのは、その年の正月だけだったのですが、未だに鮮明に記憶に残っています。
それぐらい強烈なインパクトだったんですよね。もう一度プレイしてみたいです。
メガドライブ版バーチャレーシングに感動
メガドライブでは性能的に移植するのは不可能なので、DSPチップという特殊なチップを積むことによって移植を可能にしました。
特殊チップを積んだ代償として、ロムカードリッジが縦長になってしまいました。最初に見たときは驚きましたね。
特殊チップを積んでもポリゴンの数が少ないので、車体が小さく、ピットクルーは人間に見えません。
しかし、バーチャレーシングのウリである視点の切り替えはしっかりできますし、操作感覚はアーケード版を忠実に再現しています。
前評判の良さと、家でバーチャレーシングを楽しめるということで、発売後に速攻で購入してやり込みました。
満足できる内容でしたが、ひとつだけ不満があります。それはセーブ機能がない為にラップタイムを保存できないということです。
ファーステストラップを刻んだときには、その都度メモ帳に記録していました。意外とマメな性格なんです(笑)。
バーチャレーシング 動画紹介
ここではバーチャレーシング関連の動画をご紹介します。
メガドライブ版 バーチャレーシング
まさかメガドライブでバーチャレーシングをプレイできるなんて夢にも思いませんでした。思い入れのある作品です。
32X版 バーチャレーシングDeluxe
メガドライブに32Xというブースターを付けることで、よりアーケードに近い移植を可能にしました。ポリゴン数が増えただけでなく、コースやマシンも増えているのでやりごたえがありましたね。32Xは発売されたソフトが少ないですが、クオリティーの高い作品が多いんです。
アーケード版 バーチャレーシング
生ポリゴンが逆にカッコイイですね。近未来的なレースゲームを体験できて感動しました。