
1991年11月1日、セガから「ブロックアウト」がリリースされました。
テトリスの版権を任天堂に奪われてしまったセガは、メガドライブ版テトリスを既に生産していたのにも関わらず、販売中止に追い込まれました。
そんな時、3Dテトリスことブロックアウトを海外から輸入した訳ですが、これが大ハズレでした。
目次
ブロックアウトは記憶力だけが頼りの激ムズパズルゲーム
テトリスを上から見た視点が特徴的なパズルゲームです。見た目はカッコ良くておもしろそうですが、やってみると難易度が高すぎて疲弊してしまいます。
何をどこに置いたのか、しっかり記憶しておかないとパニックになってしまいます。
ひとつでもブロックを置く場所をミスすると訳が分からなくなるので、一瞬にしてやる気を無くすんですよね(苦笑)。
テトリスであれば一度や二度のミスはある程度カバーできますが、ブロックアウトの場合は一度でもミスるとアウトです。
記憶力が良い人はおもしろいパズルゲームだと感じるかもしれませんが、私は記憶力が弱いので、どうしても馴染むことができませんでしたね。
また、プレイ中にBGMが流れないのも辛いところです。妙な効果音だけが響きます。
レスポンスも良くなく、意図したところにブロックを落とすことが難しいです。テトリスでは当たり前のことが出来ないので、ストレスが溜まります。任天堂のせいで、まさかこんなにストレスが溜まるなんて(涙)。
パズルゲームなのに爽快感が無くストレスが溜まりまくる結果になってしまい、テトリスとは真逆の評価になってしまいました。
ブロックアウト 動画紹介
ここではブロックアウトの動画をご紹介します。
メガドライブ版 ブロックアウト
私はこのゲームが苦手でしたが、所有していた友人は見ていて気持ちが良いぐらい、めちゃくちゃうまかったですね。慣れなんでしょうが、慣れるまでは相当な訓練が必要だと思います。
真上からの視点なので激ムズになってしまうんですよね。これがクオータービューなら、ちょっとはマシだったかもしれませんが、普通にテトリスをプレイしたかったです。
アーケード版 ブロックアウト
アーケード版は見たことがありません。この動画が初見です。私が通っていたゲームセンターには置いてなかったですね。置いてあったとしてもプレイはしなかったと思います。
メガドライブ版 テトリス
もし予定通り発売されていたら、時代は大きく変わっていたかもしれません。メガドラユーザーは間違いなく増えていたでしょうからね。たらればは言いたくありませんが、メガドラ版テトリスに関しては声を大にして言いたいんです(涙)。
ファミコン版 テトリス
任天堂の悪巧みで、まんまとファミコン版テトリスはリリースされました。
見た目では分かりませんが、操作性が著しく悪く爽快感をあまり感じない出来になってしまいました。どうして操作性を変えてしまったのでしょうか?
ゲームボーイ版 テトリス
ファミコン版とは違って、操作性はアーケードと同じです。画面は白黒で地味ですが、そのおもしろさは折り紙つきです。やっぱり操作性は大切ですね。ゲームボーイを購入した友人達のほとんどが所有していたのが印象的でした。