
1990年8月25日、セガから「マイケルジャクソンズ・ムーンウォーカー」がリリースされました。
アーケード版にも同タイトルのアクションゲームがありますが、全くの別物でメガドライブオリジナル作品になっています。
誘拐された子供を助けるとライフが回復するという、ちょっと危ないゲーム設定ではありますが(苦笑)、アクションゲームとして作りこまれているので純粋におもしろいです。
マイケルジャクソンはセガファンだったらしく、来日した時はセガ本社に遊びに行っていたそうです。アーケード版もメガドライブ版もマイケルが直接監修していることから、セガとマイケルの関係の良さをうかがい知ることができますね。
目次
マイケルを操作するだけで楽しい!多彩なアクションがおもしろい。
階段は歩いて降りるよりスベって降りたほうが早いのですが、いつも「ポォォゥ」と絶叫しながらスベり降りていきます。最初見たときは誰もが爆笑すると思います。とにかく楽しいです(笑)。
つま先立ちして「アォゥ」と声を出すこともできます。攻撃技では無いので何の役にも立ちませんが、おもしろいのでついついやってしまいます。
攻撃方法も楽しいです。通常攻撃ではライフが減ることはありませんが、強攻撃は自分のライフを削って攻撃することになります。
スピン攻撃→ハット攻撃→ダンス攻撃 とライフの減りが大きい技ほど相手に与えるダメージは大きくなります。
特にダンス攻撃はスリラーを踊ることで敵に大ダメージを与えます。雑魚キャラは一撃で倒すことができる技です。ゾンビだけではなく犬までもダンスする光景は必見ですよ!
流れ星を取るとマイケルはなぜかロボットに変身します。目からレーザ光線を出して敵を攻撃するんです。レスリングの吉田沙保里選手よりも前から、マイケルは目からレーザーを出していたんですねぇ。
ロボットになると操作性が悪くなるので、私はロボットに変身することはほとんどありませんでしたが、ネタとしては楽しいと思います。
マイケルジャクソンズ・ムーンウォーカー 動画紹介
ここではマイケルジャクソンズ・ムーンウォーカー関連の動画をご紹介します。
メガドライブ版 マイケルジャクソンズ・ムーンウォーカー
マイケルの「ポォォゥ」や「アォゥ」のリアルな音声に、友達と腹をかかえて大爆笑した思い出があります。対戦ゲームではないのに接客用ゲームとして重宝しためずらしいソフトです。
メガドライブでこれほど音声がクリアに聞こえるのはめずらしいです。スト2ダッシュプラスでは風邪を引いたような音声でしたからね(汗)。
最終ステージはなぜか3Dシューティングになっているなど結構作りこまれています。この3Dシューティングステージがクセモノで、独特な操作感に苦戦しましたね。
アクションゲームとしての質は高く、単なるキャラゲーではないところが、評価の良い理由だと思います。
これだけの完成度を誇るのに、当時はワゴンセールの常連だったんですよね(汗)。安く手に入るのはうれしかったのですが、ちょっと複雑な気持ちになったのも事実です。
アーケード版 マイケルジャクソンズ・ムーンウォーカー
アクションゲームではありますが、メガドライブ版とは全く違うゲーム性になっています。私は一度だけアーケード版をプレイしたことがあるのですが、クォータービューで操作性が難しかったのでステージ1をクリアするのがやっとでした。
その後、ゲーセンから撤去されてしまったので、プレイできない状況になってしまったんですよね。かなり後悔しました。移植は期待できないと思いますが、機会があればもう一度プレイしてみたいです。