
1990年11月22日、ナムコから「メガパネル」がリリースされました。ナムコのメガドライブオリジナルパズルゲームです。やっぱりナムコはメガドライブを馬鹿にしていますね。酷い完成度です。
すべてが駄目!ナムコはメガドライバーにケンカを売っているとしか思えない
まずパッケージの萌えイラストに腹が立ちます。メガドライバーを敵に回したいのか?と思えるぐらい酷いイラストです。
とりあえずバニーちゃんをパッケージに書いておけば買ってくれるだろうという魂胆なんでしょうね。ナムコの浅知恵です。
肝心のゲーム内容も残念な感じですね。15パズルを応用したゲーム性になっていて、パネルを縦または横に3つ並べるとパネルが消える仕様になっています。斜めにパネルを消せないのが納得できないですね。パズルゲームならではの楽しさを微塵も感じません。
テトリスやコラムスのような落ち物ゲームとは違ってパネルがせり上がってくるので、アイデアとしてはおもしろいのですが、パネルを消す爽快感があまりないのが玉に瑕です。
ピンナップモードではステージクリアすると、かわいい女の子のグラフィックをご褒美として見ることができますが、こんな萌え要素はメガドライバーには必要ありません。
全部で30ステージありますが、20ステージぐらいからパネルがものすごい勢いでせり上がってくるので、クリアするのは至難の業です。ちなみに、コンテニューはありませんが、どうでもいいですね。
BGMも妙な感じで聞いていて不快に感じるぐらいです。ゲーム中の音楽って大切なんだなと、改めて気づかせてくれました。
Beepメガドライブの読者レースでも常に下位にいたソフトなので、当然評価は低いと認識されています。トータル的にも部分的にも良いところを見つけるのが難しいパズルゲームですね。
クラックスに引き続き、どうでもよいパズルゲームをナムコはリリースしてしまいました。しかも、クラックスよりおもしろくありません。最悪です。
メガパネル 動画紹介
ここではメガパネルの動画をご紹介します。
メガパネルはナムコ初のメガドライブオリジナル作品で、国内どころか海外にも移植されていない代物なんです。
バーチャルコンソールでも配信の予定はないので、プレイするならメガドラ版を購入するしかありませんが、そこまでしてプレイする程の価値は絶対にありません。まるで新入社員が研修で作ったような内容になっているからです。
メガドライブ初のギャルゲーになるのかもしれませんが、もうどうでもよいですね。当時はナムコの作品がリリースされるたびに失望していたものです。慣れっこになってしまった自分が嫌でした(苦笑)。