指名打者(DH)とは、ピッチャーの変わりに打席に立つ選手のことをいいます。
守備はおこなわず、10人目の選手として登録されます。
スコアボードに「DH」と表示されますが、それは指名打者という意味です。
パシフィックリーグでは1975年から指名打者制度を導入しています。
セントラルリーグでは、未だ指名打者制度を導入していません。
日本シリーズでは、パシフィックリーグのチームのホーム球場でのみ指名打者制度を採用します。
2014年の交流戦では、セントラルリーグのホーム球場でのみ指名打者制度を採用するという変わった試みが行われました。
DHが使える試合でDHを採用しなくても問題ありません。しかし、その場合は試合途中でDHを採用することはできません。
また、DHで起用された選手が、試合途中でDHを解除して守備に就くことは可能ですが、この場合も試合途中でDHを再採用することはできません。