
XDRは1990年8月26日にユニパックから発売されました。とにかくおもしろくない横スクロールシューティングゲームです。
XDRと同じクソゲー四天王のCURSE(カース)よりもおもしろくありません。
おそらくメガドラのシューティングゲームの中で一番のクソゲーだと言っても過言ではないでしょう。
ファミコン並みのグラフィックにヘンテコなBGM。そして超低難易度。意味が分からない。
メガドラとは思えないグラフィックとBGMに驚きました。まさかメガドラでファミコンレベルのシューティングがリリースされるなんて。
各ステージには、どこかで見た背景や敵キャラが目白押しです。しかもすべてが劣化しているんですよね。
どうせパクるんなら、原作を大きく超えるぐらいのインパクトのあるものにすれば良かったのですが、全部がグレードダウンしています。
さらに最悪なことに、BGMにはシューティング特有のかっこよさや緊張感が1ミリもありません。
SEも気が抜けたような音になっているので、敵を倒した実感すら湧きません。
シューティングは敵の猛攻撃をドット単位で避けるのが気持ち良いのですが、XDRの場合はあろうことか、敵の攻撃は自機を狙ってきません!
どこを狙っているのか分からないぐらいザルな攻撃を仕掛けてくるので、敵の弾道を避ける楽しさを感じることができません。
そして衝撃的なのは処理落ちです。連射パッドを使った瞬間に処理落ちします。消えるのは敵キャラや敵の弾だけではありません。自機と自機の弾も消えてしまうんです!その時の衝撃といったらすごいものでした。
まともにプレイしたいなら、連射パッドを使わずに手動で連射しなければなりません。
難易度も異常なぐらい易しく、2~3回もプレイすればクリアできてしまいます。良いところを探すほうが難しいですね。
XDR 動画紹介
ここではXDRのプレイ動画をご紹介します。
この動画を見るとグラディウスや沙羅曼蛇、ダライアスやサンダークロスの背景や敵キャラを丸パクリしていることが分かります。
XDRをリリースしたユニパックは、その後すぐに解散してしまいました。そもそも、ユニパックがゲーム自体を開発したのはXDRだけだそうです。
なぜメガドラにリリースしようと思ったのでしょうか?理由を知りたいです。どうせなら、メガドラ以外のハードにリリースして欲しかったですね。